shomonです。
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CVに提出した動画って、夜空に光る星と似ていませんか?
CVに出るために撮影をし、今の全力を提出する。
提出した動画が良いものであっても悪いものであっても、その動画が公開されるのは少し後。
逆に言うと、見る側は少し前のスピナーの姿しか見れないわけです。
このもどかしいような、ロマンのような、そんな感覚が、夜空の星と少し似てるなあと思いました。
そんな作品です。
Night Stars
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少し時間が経ってしまいましたが、Night Starsの制作後記を書いていきます。
自分でも納得のできる、とても良いCVができました。
ひとまず提出して下さった方々、本当にありがとうございました。
一度見た方も、今もう一度見てみるとこの記事をより楽しめるかもしれません。
公開までの流れ
募集するまで
去年僕が初めて制作したCVであるDayBreakを公開したときの手応えがとても良かったので、公開し終わったくらいの段階で既に制作しようと決めていました。
一応前作の動画も置いておきます。
DayBreak | Penspinning - YouTube
制作時期は、やはりまとまって時間がとれるタイミングは夏休みくらいかなと思いまして、前回と同じようなスケジュールで組みました。
当時の忙しさ的に冬に募集しても良かったのですが、作るなら良い作品を作りたいという気持ちもありました。
結果的に来年の夏までに編集力をつけるぞという意気込みで、冬から夏にかけては全く別の作品を作ってたりしてましたね。
企画
制作まで猶予が1年近くあるのですきま時間に少しずつ構想を練っていきました。
正直構想を練っているときが一番ワクワクしますね。
タイトル、CVに込めた思いは、冒頭に話したとおりです。
僕がCVに抱いていた感覚を表現したつもりです。上手く伝わったかはわかりませんが…
楽曲は、『夜』『星』を連想させる、透き通るような雰囲気の曲を選びました。
今回使用した楽曲がこちらになります。
前作同様NCSの曲を使用しました。じわじわ布教していきますよ。NCSを
曲数も前作同様2曲使い、前後半の2部構成にしました。1作品に2曲使うとお得感(?)があって良いんですよね。
曲と曲の繋ぎも少し気を遣いました。
異なるbpmのものを上手く繋いで1つにするのに憧れてたので、挑戦してみました。上手くできているでしょうか。
実は曲に関しては募集の半年前にできてたりします。フライングしすぎですね
制作
なんだかんだで夏に入り、制作が始まりました。
夏休みやしなんとなく時間あるやろと踏んでいたのですが、意外とすぐ日が過ぎていってしまって、気づいたら募集〆切日になってました。
募集期間中にCVを沢山見て編集のイメージをおおかた固めておきたかったのですが、そこは上手くいきませんでしたね。
多分今年は去年と違って06杯の運営中だったのと、全ペ権の色々もあって考えることが多かったからな気がしますね。
部活も去年より遥かに忙しくなったのもあるかもしれません
募集〆切後は少しずつ時間を作って編集を進めていきました。
イメージが上手くできていなかったので、割と行き当たりばったりで編集を進めていきました。
細かな編集については後半話していきます。
ここどうしようと色々考えているうちに夏休みが過ぎてしまいまして…
こうなるといよいよとれる時間が限られてくるので、しばらくは朝早くに起きて30分くらい編集するという日々を送っていました。
提出してくださった方々には本当に待たせてしまいましたね。申し訳ないです。
公開
なんとか10月初めに完成し、無事公開することができました。
編集が良いと皆さん言ってくださって、本当に嬉しい限りです
僕のこだわりポイントにも気づいてくれる方が多くて、感想を見るのが本当に楽しかったです。
公開日は10月10日でした。
既にその前の週末までには完成していたので週末に公開しても良かったのですが、近くに10月10日があったので個人的にその日を公開日に設定しました。
はい。誰も気にしてないと思いますが、10月10日は僕がペン回しを始めた日になります。
この日で歴4年になりました。
歴2年でソロビ、歴3年で振り返りブログを公開し、今回はたまたまCVを公開することができました。
それだけといえばそれだけですが。
編集について
総合
まずは全体的な編集について話していきます。
若干Twitterでも話しましたが、編集アプリは主にCapCutを使用しました。学生編集者の味方。
あとは背景やちょっとした図形などはPolishとibisPaintを使いました。
正直今回はスマホ編集の限界を感じましたね。作れはするんですが、いかんせん時間がかかる…
あと、アプリではなく端末のほうが耐えられなくなることもありました。
編集できた!と思って出力したら、動画がありえないほど点滅してたり、アニメーションが上手く反映されていなかったり…
なので今回も一部解像度を下げてなんとかしている部分があります。気づかなければ僕の勝ち。
アス比は今回も16:9で行いました。
4:3の動画を16:9で編集すると、ちょうど良いバランスで自分の編集の個性を出せるので好きなんですよね。
背景がつくとCVの雰囲気作りにも役立つので、CVのコンセプトが固まっている場合には16:9で行いたいですね。その分難しいんですけど。
全体の構成としては、前半にシンプル編集で雰囲気づくり、後半にガラッと雰囲気を変えてフィナーレまで駆け上がるような感じで作っていきました。
ガラッと変えると言ってもCV全体の空気感は変えてはいけないので、そこにも注意を払いながら作りましたね。
細かな編集
ここからは細かい編集をスピナーと一緒に。
OP
前作のDaybreakと同様、映像で雰囲気作りをし、編集もシンプルにしました。
凝った編集ができないというのもありますが。
夜空というより宇宙?っぽくなってしまいましたがまあ良いでしょう。
zehnさん
星の光とともに登場。手堅いVPスピナーを置きました。
基礎がしっかりしていて、初手にバッチリ合いましたね。
Ayaさん
まさかの裸コムサで提出して下さりました。動画を初めて見たとき驚きましたね。
このタイミングでマスクという編集方法を知ります。
Ayaさん部分作ってるときは面白いな〜と思って作ってたただけなのですが、この後も編集で重宝することになります
matatakiさん
雰囲気出まくってて本当に良い。
ここのパートはmatatakiさんにしかできませんでした。
環境もうまい具合に噛み合っていて、個人的にとても好きな部分です。
マスクが非常に良い仕事してますね〜。
Uranusさん
Uranusさんにはサビ前の盛り上がりの部分を任せました。
環境や回しから気合を入れて撮ったのが伝わってきました。
〆も良い感じに音ハメしてて良かったですね。
ちなみにですがmatatakiさんからUranusさんに切り替わるとき、背景を先に動かして動画を自然に入れ込むの上手くないですか!?
と自分で勝手に思ってます
Whaleさん
疾走感のある回しでこれはサビに持ってくるしかないなと思い、ここに入れました。
Uranusさんまでは背景を混ぜ込んで作っていました。
なのでここで背景を取り払って全画面にすることで、視界が広くなってうまい演出になるのではというのもWhaleさんをここに置いた理由です。ナイス16:9。
文字出しには図形を使ってみました。こういう編集やってみたかったんですよね。まだまだとても上手くはできませんが
Reviさん
そして立て続けに黒棒奥環境。
ReviさんもWhaleさん同様背景無しでCVの雰囲気にすごく合っていたのでとても助かりました。
よくこんなにCVに良い環境で提出して下さったなと、本当にありがたかったです。
コテ名出しもめちゃめちゃいい感じにできました。
Reviさんの雰囲気ありきのいい感じですね。これは
Enceさん
ゲストとして招待させていただきました。
Enceさん特有の、暗めの環境と回しのスルスル感が今回のCVにとても合っていたので呼ばせていただきました。
Enceさんは曲を作ったくらいから出てほしいと思っていたので、招待を受けてくださって本当良かったです。
ありがとうございました。
y4sudaさん
環境が明るめだったので、曲と一緒に雰囲気を変えるのにぴったりでした。
y4sudaさんは安定感というか、期待を裏切らないような回しで、雰囲気を変えつつも安心感を持たせることができたと思います。
この後のNolysさんもそうですが、背景も少し頑張りました。
今までCV作るときの背景はどこかから引っ張ってきたものばかりだったので、今回初めて自分で背景を作ってみました。
なぜか解像度バグってますが。許してください
Nolysさん
安定の上手い方2nd
使用ペンが黄色だったので背景も黄色めに。
ここのパートは入れ込む画像動画が多すぎてレイヤーがわけわからんことになってました。
chillpanさんまでの繋ぎの部分含め、ここが1番編集頑張ったところかもしれません。
繋ぎ
ラスサビまでの盛り上げる重要な場所なので結構気合入れました。
最初はこれまでのスピナーの〆だけを映す王道パターンを考えていました。
が既に前作でやっていたので、自分の知恵を振り絞ってなんとか自力で作りました。
細かな動きは説明するよりみ各々で見た方が早いと思うので、あえて割愛します。
chillpanさん
こちらも招待させていただきました。
chillpanさんの回しが前々から好きなので、僕のCVに出演してくださって本当に嬉しいです。
finaleですし、回しを最大限魅せるために全画面にしました。
hikariさん
招待枠3人目。
hikariさんの指遣いが僕の理想としている形に近く、とても好きな回しなんですよね。ありがとうございました。
文字出しも少しこだわりました。
そんなに大きなものではありませんが、無意味な図形を置くということに挑戦してみました。
Malongさん
回しが純粋に上手く、気持ちいいFSでした。公募枠の中で一番好きなFSです。
何気に右側に動画で左側にコテ名という王道レイアウトをしてなかったので、ここで入れました。
背景の光の動きと手持ち環境も相まって、動画が宇宙船みたいになってていい感じでした(語彙力)。
ED
これエンディングと言っていいのかわかりませんが、コテ名がズラッと並ぶところ。
計算されたかのように12人で綺麗に並ぶようになりました。
結構サラッと作ったので若干質素かもしれません。ギリギリですね。
そして真ん中から The Last の演出とともにラストスピナーの顔が見える…
ここの編集がすごい好きで、自分で勝手にリピってます。
misさん
やばい。やばすぎる。上手すぎる。
misさんが僕のCVに出てるなんて考えただけで嬉しすぎてしんどいのになんと現実になってしまいました。
始動からいきなり置いてかれて、ウィンドミルごとに魂持ってかれました。
文句なしのトリです。招待を受けてくださりありがとうございました。
そして皆さん気づきましたかね? 前半の曲の曲名はOPにでかでかと書いてあるのですが、後半の曲はどこにあるのかと。
実は僕も編集中に気づきまして、慌てて編集に支障が出ない感じに小さくどこかに書いてあります。
良かったら見つけてみてください。
最後に、特に参考にしたCVを貼っておきます。
JapEn 13th Dramatic Story - YouTube
JapEn 12th"Twelve Moments" - YouTube
WAKARASE 5th | Penspinning - YouTube
JapEn 15th │ PenSpinning - YouTube
HERMITAGE || Pen Spinning Short - YouTube
SpinFest 2021 JEB | Pen Spinning - YouTube
Who ? 【pen spinning CV】 - YouTube
JapEn 18th┃PenSpinning - YouTube
Pearl 2nd | Pen Spinning Collaboration video - YouTube
Cygnus │ Penspinning Collab - YouTube
作るにあたって見たCVはこれ以上ありますが、「細かい編集を盗んだ」CVはこのあたりになります。
よくよく見返してみるとこれらのCVの要素が隠れているかもしれません。
まとめ
少し時間はかかってしまいましたが、皆さんのおかげで最高のCVを作ることができました。
もう最高です。
まだまだ未熟な編集ではありますが、今できる僕の全力は出せたかなと思います。
ちなみに今言うかって感じですが、提出者の倍率は2倍あるかないかくらいだったと思います。
ちゃんと計算してないのではっきりはわかりませんが。
こんなに提出してくださって感謝ですね〜。
招待した方は合計で4人になりました。
招待しすぎやろと言われそうですが、実は前回5人ほど招待をして受けてくださった方が1人だけだったんですね。
その経験を活かして今回も多めにお誘いをしたところ、なんと全員招待を受けてくださったのでこの人数になりました。
本当に感謝しかありません。
公募で提出してくださった方もありがとうございました。
出演した方も、惜しくも落選してしまった方も、一人ひとり個性があって誰が出演するかで全く違ったCVになってたと思います。
落選した方の中にも、出したかったけど僕の編集力が及ばなかった方がたくさんいます。
本当にありがとうございました。
皆さんの感想もお待ちしております。
shomon夏休みの宿題編 これにて終了 と言いたいところですが、もう1つ個人的に作ってるだけで制作途中で放置してる動画があるので、それが公開できたら正真正銘終わりですね。
いや〜長い長い。
こちらのNight Stars、構想を1年前から練っていたと話しました。
動画作品にせよ、企画にせよ、現時点でも構想を練っているものが沢山あります。それがいつ形になるかはわかりませんが
shomonの歴史はまだまだ続きます。
では。